市長「ICEはとっとと出ていけ」移民取り締まり中に…市民射殺 米ミネソタ州

アメリカのトランプ大統領の政策がまた波紋を広げています。国内で移民取締りの強化を進める中、ミネソタ州でICE(移民・税関捜査局)の職員による銃撃で、女性1人が死亡しました。 ミネソタ州ミネアポリス。過去に黒人男性が警察官に殺害されたジョージ・フロイド事件のあったこの地で、それは起きました。 当時の映像。2台の車が道路の真ん中に不自然な形で止まっていました。そこにさらに1台。武装した男たちがドアを開けようとするとワインレッドの車は急発進。そして複数の銃声。最後は駐車中の車に衝突し、車は止まりました。 写真で見ると、フロントガラスから1発、残りの2発は空いていた窓から入っていったとみられます。被害者を取り囲み、女性を殺害したのはICEの職員です。 医者 「彼女の脈を取らせてくれ」 ICE職員 「ダメだ。下がれ」 医者 「私は医者なんだ」 ICE職員 「知るか」 第2次トランプ政権になり、不法移民の取り締まりで注目されることが多くなった組織ですが、強引な手法が各地で問題になっていた矢先の出来事でした。政権側は「正当防衛」としています。 国土安全保障省 ノーム長官 「ミネアポリスで起きたのは“テロ行為”です。雪でスタックした車を押していたICE職員に向かって、車を突っ込ませた者がいたのです」 トランプ大統領のSNS 「女性は悪意を持って、わざとICE職員をはねた。過激左派による暴力とヘイト運動から、我々の取締官を守らねば」 射殺されたレニー・ニコル・グッドさん(37)。地元メディアは、6歳の子どもを育てるアメリカ国籍のシングルマザーとしていて、社会運動への参加や逮捕歴は確認されていません。 ミネアポリス フレイ市長 「ICEに言いたい。街からとっとと出ていけ。混乱を生むことがトランプ政権の策略ですが、我々は全米で家族や社会を引き裂くICEの連中とは違うんです。憎しみには愛情で、絶望には希望で、不当な行為には憲法に基づく正義で応えましょう」 (C)CABLE NEWS NETWORK 2024

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