女子中学生はAV販売知らないまま 芸能会社元社長の不同意性交事件

15歳の女子中学生に性的な暴行を加えたうえで、その行為を撮影した動画をアダルトビデオ(AV)として販売したとして、警視庁は、芸能関連会社元社長の粟津彰容疑者(51)=東京都新宿区=を不同意性交やAV出演被害防止・救済法違反などの疑いで逮捕し、9日発表した。「女の子は18歳という認識だった」と容疑を一部否認しているという。 女子中学生には「顔はAI(人工知能)で加工する」と伝えていたが、実際の加工はわずかで個人が特定できるような状態だった。容疑者自身は顔を隠して、女子中学生の相手役として出演していた。女子中学生は撮影された動画がAVとして販売されることを知らなかったという。 少年育成課によると、昨年7月上旬、新宿区歌舞伎町のホテルで少女が16歳未満と知りながら、現金4万円を渡してわいせつな行為をしたうえで、出演契約書面などを渡さずに撮影した動画をAVとして販売した疑いがある。粟津容疑者は「AV出演についてきちんと説明していない」などと供述している。 粟津容疑者は逮捕当時、芸能関連会社「カケルエンターテイメント」(東京都渋谷区)の社長だった。同社は9日、逮捕を受け「事態の重大性を鑑み、既に解雇・解任した。本件に関する事実関係の確認を進め、社内体制の見直しおよびコンプライアンスの一層の強化を図り、再発防止に努める」などとするコメントをホームページで公表した。(太田原奈都乃)

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