1600回の無言電話も…110番は1000万件超 25年1~11月

「110番の日」の10日に合わせて、警察庁は全国の警察が2025年1~11月に受理した110番が前年同期比38万4624件(4・0%)増の1002万3622件だったと発表した。5年連続の増加で過去10年で最多だった。 通報のうち緊急対応が不要なものは約191万件(19・1%)で、前年より11万6102件(5・7%)減った。「バックで駐車したい。警察官が誘導してほしい」といった要望や、「祭礼の太鼓の音がうるさい」という苦情があった。 25年7月には、約1600回にわたり110番して無言で電話を切る行為を繰り返したとして、偽計業務妨害容疑で30代男性が警視庁に逮捕された。 一方、スマートフォンなどでリアルタイムの映像や、事前に保存した動画・画像を送信できる「110番映像通報システム」での通報は、前年同期比498件増の7173件だった。 25年6月に、山形県内の山中で滑落した登山中の60代男性は、自ら110番した際に自分の服装や周囲の画像を送信。位置情報の把握と救助につながった。【深津誠】

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