11月、北海道洞爺湖町の障がい者支援施設で、同僚の女性職員2人の飲料に薬剤を混入させ、頭痛や腹痛などを引き起こし体調不良にさせたとして、施設で働いていた46歳の女が逮捕されました。 傷害の疑いで逮捕されたのは、伊達市舟岡町に住む46歳の無職の女です。 この女は11月4日午前9時半ごろから午後0時半分ごろまでの間、洞爺湖町の障がい者支援施設に勤務する50代の女性職員2人の飲料に薬剤を混入させ、頭痛や腹痛などを引き起こし体調不良にさせた疑いが持たれています。 施設職員から警察に「職員が他の職員の飲料に薬剤を入れて飲ませた」と通報があり、事件が発覚しました。 女は事件当時、この施設で働いていて、混入させた薬剤は「抗てんかん薬」とみられています。 取り調べに対し46歳の無職の女は「薬を入れました」と容疑を認めているということです。 警察は、女の動機や薬の入手経路、混入させた量などについて調べを進めています。