福山市で男2人が18歳の男性を殴るなどして死亡させた事件で、犯行を手助けした疑いで匿名・流動型グループ、「阿修羅」に所属していた男8人が10日、書類送検されました。 また、県警は「阿修羅」が、先月末、県警に「解散届」を提出し受理たことを明らかにしています。 この事件は今年9月、福山市今津町の会社員、森田悠太被告(24)と、福山市南手城町の塗装工西國原拓夢被告(23)が、福山市今津町の駐車場や木材置き場で男性会社員(18)に執拗に暴行を加え、死亡させたものです。 警察によりますと、この事件に関連し、匿名・流動型グループ「阿修羅」のメンバー8人が既に逮捕・起訴された実行犯の森田被告、西國原被告に同行し、車での送り迎えや見張り役として関与した疑いが強まったとして、10日、広島地検に書類送検しました。 警察は捜査に支障がでるとして8人の認否を明らかにしていません。 一方、警察は、事件の関与が疑われる匿名・流動型グループ「阿修羅」が11月30日付で解散届を提出し受理したことを明らかにしましたが、引き続き、組織の実態解明を継続することにしています。