銀行強盗から犯罪小説家に転身した男、銀行襲った疑いでまた逮捕 米コロラド州

米コロラド州デンバー(KCNC) 銀行強盗の罪で15年収監され、その体験を綴(つづ)った書籍を執筆した米コロラド州の男が、再び刑務所に入ることになるかもしれない。 チャールズ・クリストファー・マルティネス容疑者は1月8日、銀行強盗の疑いで逮捕された。アーバダ在住の48歳の同容疑者はこの3日前、デンバーのコロラド大通りにある銀行へ強盗に入った人物とみられている。 当局によると当該の強盗は、背中に「Tech Ops」と書かれた鮮やかなオレンジ色のジャケットを着用。窓口係員に現金を要求し逃走した。ジャケットは駆けつけた警察官によって発見された。 デンバー警察と連邦捜査局(FBI)の地方支局は事件発生から数時間後、防犯カメラに写った強盗の写真を公開した。 FBIの広報担当者はCBSコロラドに対し、マルティネス容疑者が以前、同州で銀行強盗により服役していたことを確認した。同容疑者はまた、2018年刊行の「The Life Of An Outlaw(原題)」の著者とも特定されている。 「無法者の人生」を意味するタイトルのこの犯罪伝記は、マルティネス容疑者の行った銀行強盗が有罪判決に至る過程を詳述。収監中の犯罪組織とのつながりにも触れている。書籍のウェブサイトの記載によれば、「米国の司法制度がもたらす最も冷酷かつ血なまぐさい部類の刑務所」で生き残るには、そうした組織との関係を利用する必要があったという。 今回の逮捕前には犯罪をテーマにしたフィクション小説も、少なくとも1冊出版している。 マルティネス容疑者は現在デンバー刑務所に収監されており、2月3日に予定されている州の裁判所での審理を待っている。しかし銀行強盗は連邦法に対する違反行為であるため、事件はデンバーの連邦裁判所に移管される公算が大きい。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加