警視庁、違法スカウトグループ「ナチュラル」トップの40歳男を全国で公開手配

違法スカウトグループ「ナチュラル」を巡り、警視庁暴力団対策課は21日、暴力団にみかじめ料を支払ったなどとして、東京都暴力団排除条例違反容疑で逮捕状を取得し、全国に指名手配していたナチュラル会長、小畑寬昭容疑者(40)を公開手配に切り替え、名前や顔写真などを公表した。 ナチュラルは、警察当局が総力を挙げて取り締まりを進める匿名・流動型犯罪グループ(トクリュウ)で、全国で1500人程度が在籍するピラミッド型の組織。風俗店に女性を斡旋(あっせん)して店側から紹介料などを得て、1年間で約44億5千万円を稼いでいたとされる。 小畑容疑者は「木山」などと名乗り、組織を統率する立場。公開手配について、捜査幹部は「逃走を続ける間もスカウト行為が横行し、勢力を拡大している」と説明。トップ摘発に向けた動きを加速し、組織の解体を目指すとともに、新たなメンバーの加入を防ぐ。 逮捕状の容疑は令和5年7月、共謀して、渋谷区内でのスカウト行為を容認する見返りとして、同区内の飲食店で、指定暴力団山口組系幹部の男に現金60万円を渡したとしている。事件を巡り、警視庁は昨年8月にナチュラル幹部らを逮捕していた。情報提供は警視庁暴対課(03・3506・8787)、板橋署(03・3964・0110)。

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