先月、大みそかに水戸市でネイリストの女性が殺害されてから3週間。元交際相手の男が逮捕されました。女性は事件の4日前、警察署に“ストーカー被害の相談先”を尋ねる電話をかけていました。 茨城県警 坂井誠 刑事部長 「大内拓実を本件被疑者と特定するに至ったことから、本日、通常逮捕したものであります」 殺人の疑いで逮捕されたのは、茨城県城里町の会社員・大内拓実容疑者(28)。被害者の元交際相手でした。 事件が起きたのは、先月31日。水戸市内にあるアパートの一室で、ネイリストの小松本遥さん(31)が殺害されました。 帰宅した小松本さんの夫がアパートの玄関で血を流して倒れている小松本さんを発見。首には刺し傷、頭には打撲のあとが多数あり、犯人は強い殺意をもって犯行に及んだとみられていました。 小松本さんは妊娠中でした。 小松本さん夫妻の知人 「自分の命、子どもの命を守ろうとしたのかなと。決して許すことのできないことです」 大みそかに一体、何があったのか。警察によりますと、大内容疑者はおととし、小松本さんとの交際を解消。去年の夏前ごろには、電話やSNSで小松本さんとの接触を試みていましたが、小松本さんは着信拒否をするなどしていたといいます。 記者 「大内容疑者は去年の秋から冬にかけて、周囲に小松本さんの居場所を聞き回っていました」 事件の4日前には、小松本さんから警察署に匿名で、“元交際相手からのストーカー被害の相談先”を尋ねる電話があったということです。この「元交際相手」というのが大内容疑者を指していたかはわかっていません。 小松本さん夫妻の知人 「ストーカー行為に遭っている話をあくまで噂なんですけど聞いているので、そういった方から何か恨みを買ったとかがあったのかなと思いますけど」 「事実無根で何も知りません」と、容疑を否認している大内容疑者。 警察は、事件の全容解明に向けて捜査を続けています。