「モームリ」事件 弁護士ら3人を弁護士法違反の疑いで書類送検 労働組合への「賛助金」などという名目で「紹介料」受け取りか 組合の実態は 警視庁

退職代行サービス「モームリ」の運営会社の社長らから違法に退職交渉に関する仕事の紹介を受けたとして、弁護士ら3人が警視庁に書類送検されました。 自身が提供する退職代行のサービスは“違法ではない”と主張してきた「モームリ」運営会社社長の谷本慎二容疑者(37)。妻で従業員の志織容疑者(31)とともに、報酬を得る目的で退職交渉に関わる法律事務を弁護士に紹介したとして、おととい、逮捕されました。 そして、きょう新たな動きが…。 警視庁は、谷本容疑者らから違法に仕事の紹介を受けたとして、東京・港区の弁護士法人「オーシャン」と「みやび」の弁護士らあわせて3人を書類送検しました。3人は容疑を認めているということです。 一方、「弁護士法違反になるとは思っていなかった」と容疑を否認している谷本容疑者と志織容疑者。 しかし、「モームリ」の運営会社の元従業員は、業務内容が法律で禁じられた弁護士資格のない人が法律事務を行う“非弁行為”に当たると、谷本容疑者らが認識していたと証言します。 弁護士から志織容疑者に宛てられたというメールには。 「モームリ」運営会社 元従業員 「弁護士とのメールのやり取りで、『紹介料をお支払いすることが(弁護士法上)禁止されております。紹介料という名目ではなく、別の名目であれば、3割相当額を謝礼としてお支払いいたします』というやりとりを2022年にしているので」 谷本容疑者らは報酬のやりとりを隠すため、労働組合への「賛助金」などという名目で、弁護士側から「紹介料」を受け取っていたといいます。 去年10月、労働組合があるとされる神奈川県内の住所を訪ねると… 記者 「不在ですかね」 捜査関係者によりますと、この部屋には全く関係のない人が住んでいて、労働組合の実態はなかったといいます。 警視庁によりますと、「モームリ」側は2023年2月から去年3月にかけて、弁護士らにおよそ220人の依頼者を紹介。「紹介料」として370万円ほどを受け取ったとみられるということで、警視庁は実態解明を進めています。

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