タクシー料金の支払いを拒否し、運転手の男性を殴りけがを負わせたとして、青森県警捜査1課や青森署、県警機動捜査隊は9日、強盗致傷の疑いで青森市上野山辺、自称医療機関の送迎運転手の容疑者の男(48)を逮捕した。「酒に酔っていて覚えていない」と供述している。 逮捕容疑は8日午後10時10分ごろ、青森市のタクシー会社敷地内で、利用料金4900円の支払いを免れるため、この会社に勤める男性運転手(84)=同市=を車から引きずり下ろした上で顔面を拳で十数回殴るなどし、全身打撲の傷害を負わせた疑い。命に別条はなかった。 同課によると、容疑者は同市本町で乗車し自宅へ向かっていたが、泥酔に近い状態で道を案内できず目的地にたどり着けないため、男性が近くで降車を勧めたが容疑者はこれを拒否し、支払いにも応じなかった。男性は同僚らに相談しようと、料金メーターを止めて会社へ戻った。容疑者は当時、支払える分の現金を持っていたが「料金が高い」などと文句を言っていたという。 男性の同僚らが目撃し110番通報。容疑者は逃走したが、駆け付けた警察官が現場付近で確保した。