兵庫県警高砂署は5日、知人の女性から盗んだ免許証や偽造の源泉徴収票を使って消費者金融と融資契約をしたとして、詐欺や偽造有印私文書行使などの疑いで、神戸市西区の女(32)を逮捕した。同署の調べに「詐欺グループにそそのかされてやった」と容疑を一部否認している。 逮捕容疑は、2021年3月22日から同年4月5日ごろまでに、アルバイト先の高砂市内の飲食店で、同僚の女性(48)の免許証を盗み、その免許証や偽造の源泉徴収票を使って消費者金融と170万円の融資契約を結んだ疑い。 同署によると24年11月、千葉県にある女性宅に消費者金融から身に覚えのない借金の催促状が届き、弁護士に相談して被害が発覚した。