「書類を受け取るだけ」「闇」「1件につき、4万円」などとうたい、男子高校生をニセ電話詐欺の“受け子”に勧誘したとして、29歳の男と、10代の少年2人が逮捕されました。 職業安定法違反などの疑いで逮捕されたのは、福岡市東区の無職、石井乃輝容疑者(29)と、住居不定・無職の19歳の少年と、福岡市南区の会社員の17歳の少年です。 警察によりますと、去年5月ごろ、石井容疑者と19歳の少年が共謀し、当時16歳の男子高校生に対しSNSの通話機能を使い、「書類を受け取るだけで1、2万円がもらえるバイトがあるけどやらん」などと話し、詐欺の受け子であると伝えた上で、勧誘した疑いです。 また、逮捕された17歳の少年は、去年6月ごろ、別の当時17歳の男子高校生にSNSの通話機能を使って、「バイトせん」「闇、誰かから書類をもらってそれを別の人に運ぶだけ」「1件につき、4万円」などと話し、同様に詐欺の受け子として勧誘した疑いです。 警察は3人の認否を明らかにしていませんが、石井容疑者が指示し、19歳と17歳の少年2人がSNSなどで受け子を勧誘するリクルーター役だったとみています。 石井容疑者ら3人は、高校生を含む約15人に受け子の勧誘をしていたとみられていて、警察は、匿名・流動型犯罪グループ=トクリュウの可能性も視野に捜査しています。