「接待が賄賂であることは認識していた」副主査に昇進後、業者と関係深めたか 県発注工事で贈収賄事件 山梨

山梨県の砂防工事を巡る贈収賄事件で、逮捕された県職員の男と建設コンサルタント会社の役員の男が16日、送検されました。 2人は4年以上前から知り合いで県職員の男が副主査に昇進した後に関係が深くなったとみられることが新たにわかりました。 収賄の疑いで逮捕、送検されたのは中北建設事務所の副主査 山田晋容疑者42歳です。 山田容疑者は富士東部建設事務所に勤務していた2022年4月から2年間、長野県の建設コンサルタント会社I.K.Cの役員に対し営業活動を有利に進められるよう工事の発注時期を伝えるなど便宜を図り、見返りに飲食店などでおよそ20回にわたり25万円相当の接待をうけた疑いがもたれています。 またI.K.Cの役員で長野県の岩﨑憲太郎容疑者40歳は、接待をしたとして贈賄の疑いで逮捕・送検されました。 その後の調べで2人は4年以上前から仕事で知り合っていて、山田容疑者が4年前の2022年に実務のリーダー役を担う副主査に昇進してから関係が深くなったとみられることがわかりました。 岩﨑容疑者は山田容疑者から面識のない施工業者を紹介され、建設資材の納入のほか自らの関連会社を下請け企業としてあっせんするなど利益を得ていたということです。 警察の調べに対し山田容疑者は「発注者と建設会社の役員という立場から利害関係があるので、受けた接待が賄賂であることは当時から認識していた」などと供述し、2人とも容疑を認めているということです。 警察は家宅捜索で証拠品を押収し、事件の全容解明に向け調べを進めています。

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