広島鈴木清明球団本部長は17日、羽月隆太郎容疑者(25)が広島地検から医薬品医療機器法違反の罪で起訴されたことについて、キャンプ地の沖縄市で報道陣に取材対応。「起訴された事実に基づいて、これから粛々と進めていきたい。こちらで選手会を含めて話をしていきます」と話した。 起訴状によると、2025年12月16日ごろ、医療以外の用途でエトミデート若干量を自宅で使ったとしている。1月27日に同容疑者が逮捕された翌28日には、鈴木球団本部長は「野球活動の停止」処分を決め、契約解除については「今後のことを見守り、選手会と話をしていくことになる」と話していた。 同容疑者は昨年12月16日に任意同行され、尿検査の結果、陽性反応が出た。1月27日に逮捕され、翌28日には関係先からエトミデートを含んだカートリッジが複数見つかった。逮捕当日にもエトミデートが入った使いかけのカートリッジを所持していたとされる。当初は指定薬物使用の容疑について否認を続けていたが、今月6日、使用を認める供述を始めたことがわかっていた。 ◆エトミデート 短時間作用する鎮静剤。海外では医療分野で使われている場合があるが、日本では未承認。使用量によって手足がけいれんして、ゾンビのように見えることから「ゾンビたばこ」とも呼ばれる。厚生労働省のホームページでは「当該成分を含む製品を摂取すると健康被害が起こるおそれがあるため、購入や摂取をしないように注意してください」と注意喚起している。