ロシアがケニアで戦闘員を募集 ケニア議会に提出された報告書

ナイロビ、ケニア、2月20日 (AP) ー アフリカ東部ケニアの情報機関の新たな報告書によると、1000人のケニア人がウクライナでロシア側として戦うために募集された。彼らはロシアでの仕事というウソの約束で騙され、前線に送られたという。 この報告書は18日、議会のリーダーであるキマニ・イチングワ氏が議会に提出したもので、同氏はロシア大使館職員が人材派遣会社と結託し、ケニア人にロシアで専門職に就かせると偽って募集したという。ロシア大使館職員が観光ビザを発給した。 ナイロビのロシア大使館は19日、ウクライナで戦うためにロシアへ渡航する意図を持つ者に対してビザを発給したことは一度もないと主張し、この疑惑を否定した。さらに「ロシア連邦は外国人が自発的に軍隊に入隊することを妨げていない」と付け加えた。 イチングワ氏は議会で、国家情報局の報告書によれば、89人のケニア人が最前線にいたこと、39人が入院中、28人が行方不明、その他は帰国済み、少なくとも1人の死亡が確認されていることを明らかにした。報告書はまた、ケニア人をロシアに連れて行ったとされる人材派遣会社に関する詳細も提供している。 ここ数週間、数十のケニア人家族が政府に対し、ロシアに取り残された家族を帰国させるよう要請している。一部は前線で戦闘を強制され、他はウクライナで捕虜として拘束されているとされる。 帰国したケニア人志願兵らは、電気技師や配管工などの技能職を約束されたと証言している。ロシア語で書かれた契約書に署名させられ、軍事訓練をほとんど、あるいは全く受けずに戦場に送り込まれたと述べている。 ケニア外務省は以前からこの問題を認識しており、国民に注意を呼びかけていた。 昨年、2人の募集担当者が逮捕されたが、保釈中で裁判を待っている状態だ。 (日本語翻訳・編集 アフロ)

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