マカオ、違法両替通じてカジノ客へ偽造紙幣つかませる…中国人の女1人逮捕

マカオ司法警察局は2月18日、マカオでカジノ客を相手とした違法両替を通じて偽造紙幣をつかませたとして30代の中国人(中国本土居民)の女1人を逮捕したと発表。 同局によれば、同月17日未明、マカオ半島の新口岸地区にあるカジノ施設から、1人の女性客がゲーミングテーブル上でチップと交換するため差し出した額面1000香港ドル(日本円換算:約2万円)の紙幣29枚をスタッフが検査したところ、すべて偽造紙幣であることに気づいたとする通報が寄せられたとのこと。 通報を受けた同局経済犯罪調査処の警察官が現場に急行し、この女性客に事情を聞いたところ、カジノ施設内のトイレで「換銭党」と呼ばれる違法両替商の女との取引を通じて手にしたものだと説明。その後、警察官がカジノ施設の警備部門の協力を得て、違法両替賞の女の逮捕に成功するとともに、女の滞在先のホテル客室から同種の偽装とみられる紙幣51枚の発見に至った。 同局の刑事技術部門による鑑定を経て、発見された計80枚の1000香港ドル紙幣が偽造であることを確認。紙幣上に印刷された番号はすべて異なり、ウォーターマークや金属線といった偽造防止加工がなく、印刷は粗造で、色味、紙質も本物と明らかに区別できるものだったという。 同局では、調査と分析により、違法両替商の女が中国本土から偽札をマカオへ持ち込み、両替を通じて詐欺を行ったことを強く示す証拠が得られたとし、女を偽造紙幣行使及び巨額詐欺の罪で検察院送致するとともに、余罪の追求及び偽造紙幣の出どころについて捜査を継続中とした。 マカオのカジノでは偽造紙幣や偽造チップが使われる事案がしばしば発生している。

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