〝問題児〟ライアン・ガルシア、王者バリオスに判定で圧勝 世界2階級制覇達成

プロボクシングのWBC世界ウエルター級タイトルマッチが21日(日本時間22日)、米ネバダ州ラスベガスのTモバイル・アリーナで行われた。挑戦者で同級4位のライアン・ガルシア(27)=米国=が、4度目の防衛を目指していた王者のマリオ・バリオス(30)=米国=に3-0の12回判定で圧勝。世界2階級制覇を達成した。 1回にいきなり右オーバーハンドでバリオスを吹っ飛ばし、ダウンを奪う。その後も右ストレート、左フックなどの強打で王者を圧倒した。試合終了のゴングが鳴ると、勝利を確信して大きな右ガッツポーズ。青コーナーに上って喜びを爆発させた。ジャッジは119-108、120-107、118-109でガルシアを支持した。新王者は「最高だ」と笑顔を見せた。 2021年1月に21戦全勝でWBC世界ライト級暫定王座を獲得したが、23年4月に136ポンド(約61.7キロ)契約12回戦でジャーボンテイ・デービス(米国)に7回KO負け。24年4月のデビン・ヘイニー(米国)戦で体重超過とドーピング違反を犯し、昨年5月のWBA世界ウエルター級王座決定戦では物足りない試合内容でロランド・ロメロ(米国)に0-3で12回判定負けした。 器物損壊容疑での逮捕歴もある〝問題児〟は高パフォーマンスを見せてカムバック。リングサイドで観戦していたWBO世界スーパーライト級王者のシャクル・スティーブンソン(28)=米国=やヘイニーに対戦を呼びかけた。 興行はスポーツ専門動画配信サービス「DAZN」のPPV(ペイ・パー・ビュー)で独占生配信された。プロ戦績はガルシアが28戦25勝(20KO)2敗1無効試合、バリオスが34戦29勝(18KO)3敗2分けとなった。

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