【マニラ時事】国際刑事裁判所(ICC、オランダ・ハーグ)は23日、人道に対する罪の疑いで逮捕されたフィリピンのドゥテルテ前大統領の裁判を開くかを判断する審理を始めた。 27日までの予定で、その後60日以内に結論が示される。ドゥテルテ氏は欠席した。 検察側は審理で、「どのような有力者も法の上には立たない」と強調。その上で、ドゥテルテ氏が大統領在任中などに麻薬密売人の超法規的殺害を認めた「麻薬戦争」の責任を問われるべきだと訴えた。弁護側は、ドゥテルテ氏が殺害を望んでいたという十分な証拠が示されていないなどとして無罪を主張した。