警察官などを装う男らから「マネーロンダリングの容疑がかかっている」などというウソの電話があり、話を信じた50代の会社役員の女性が現金73万円を騙し取られました。 被害にあったのは山梨県甲府市に住む50代の会社役員の女性です。 警察によりますと、2月14日に女性の携帯電話にクレジットカード会社の社員を名乗る女から電話があり、「カードの引き落としがされていない。八王子でカードを作っていないか」と言われました。 女性が身に覚えがないと伝えると、警視庁に電話を転送すると言われ、警察官を名乗る男に代わりました。男は「SNSのビデオ通話で連絡を行う」と言い、その後のビデオ通話で偽物の警察手帳を見せられ、「逮捕した犯人があなたに報酬を支払ったと言っている」「あなたにマネーロンダリングの容疑がかかっており、逮捕する必要がある」などと言われました。 そのまま検事を名乗る男が電話を代わり、「口座内のお金を調べる必要がある。指定する口座にお金を送金するように」と要求され、女性は指示どおり指定された口座に73万円を振り込みました。 振込後に不安になった女性が警視庁に確認したところ、詐欺被害に遭っていることが分かったということです。 警察では ・警察官がビデオ通話で警察手帳や逮捕状を見せたり、取り調べを行うことはない ・捜査機関が資金調査で現金の送金を要求することはない ・警察官を名乗る不審な電話を受けた場合は、一旦電話を切って最寄りの警察署に電話して確認すること を呼びかけています。