23日午後、兵庫県三木市の男性会社員(63)が「警察官などを名乗る男に9312万円をだまし取られた」と、県警三木署に届け出た。同署が特殊詐欺事件として調べる。 署によると今月1日、男性宅に電話会社社員を名乗る男から「電話料金の支払いが滞っている」と電話があり、男性が「契約していない」と否定すると、「あなたの名前で契約されているので、被害届を出してください」と言われた。 続いて、通話相手が警視庁の警察官をかたる男になり、「あなたはマネーロンダリング(資金洗浄)の疑いがある。逮捕状が出ている」「身の潔白を証明するためには、金融調査をする必要がある」と言われた。 男性は相手の指示通りに暗号資産の口座を開設。20日までの間、55回にわたり、9312万円相当を指定されたアドレスへ送金した。 相手と連絡が取れなくなり、だまされたことに気付いたという。