イラン当局、NHKテヘラン支局長を拘束か 1カ月前に 海外報道

尾崎正直官房副長官は25日午前の記者会見で、イランの首都テヘランで邦人1人が現地当局に拘束されたと明らかにした。複数の海外メディアは、NHKの川島進之介テヘラン支局長が拘束されたと報じている。 尾崎官房副長官によると、現地時間1月20日、邦人1人が現地当局に拘束された。「プライバシー保護の観点から」として、氏名や所属、経緯などの詳細は明らかにしていない。「政府としては、拘束事案が判明して以降、イラン側に対して、邦人の早期解放を強く求めてきている。また、邦人本人や家族などの関係者と連絡を取りつつ、必要な支援を行っている」と述べた。 「ラジオ・フリー・ヨーロッパ」によると、NHKの川島支局長がイラン当局に拘束され、今月23日にテヘラン市内の勾留施設に移された。政治犯が収監されることが多い勾留施設だという。逮捕日や容疑はわかっていない。 NHK広報局は「NHKとしては常に職員の安全を第一に行動しています。現段階でお答えできることはありません」としている。 イランでは昨年12月末以降、経済悪化への不満を訴える反政府デモが全国に広がった。イラン政府はデモ参加者らに対し、大規模な武力弾圧を行い、多数の逮捕者、死者が出た。報道関係者らも多数拘束したとされる。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加