飯豊町で木くず大量不法投棄事件 会社に家宅捜索も町は対応せず 施設は破産手続き中

飯豊町の木質バイオマス製造施設の経営者の男が、木くず82トンを不法投棄した疑いで逮捕された事件で、2025年9月末に会社が警察の家宅捜査を受けたことがわかりました。町は事実を知っていましたが現地の確認などを行っていませんでした。 廃棄物処理法違反の疑いで逮捕・送検されたのは、飯豊町白川の会社役員・鈴木良則容疑者(77)です。 警察の調べによりますと鈴木容疑者は2025年6月ごろと8月ごろ、複数回にわたって飯豊町上原の原野におがくずや木質ペレットなどの木くず合わせて82トンを不法投棄した疑いです。 鈴木容疑者は飯豊町が整備した木質バイオマス製造施設の指定管理者「中津川バイオマス」の社長を務めていました。 町によりますと2025年9月末、「中津川バイオマス」に警察の家宅捜索が入ったと会社関係者から町に情報提供がありました。さらに10月ごろ、鈴木容疑者から町に対し「警察から任意で捜査を受けている」と報告があったということです。 一方で、現場はすでに警察が立ち入り規制をしていたことから、町は状況の確認や行政指導などを行っていませんでした。 「中津川バイオマス」は経営難を理由に現在、破産手続きを行っているということです。 施設の建物や土地、それに重機などの設備の多くは町が整備したもので、今後について町は検討中としています。

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