広島の羽月隆太郎被告がついに契約解除となった。指定薬物「エトミデート」を使用したとして1月27日に逮捕され、2月17日に広島地検が医薬品医療機器法違反(指定薬物の使用)の罪で起訴していた。 球団は公式サイトで「事実確認し極めて重大な事案である」とし、24日付けで契約を解除したことを発表。「信頼を大きく損なう事態となりましたことを、深くお詫び申し上げます」と各所に向けて謝罪した。 同時に新井貴浩監督のコメントも掲載し、「監督として非常に責任を感じております」と詫びると共に、「チーム全体で改めて事の重大さを自覚し、信頼回復に努めてまいります」とした。 昨年12月16日ごろに“ゾンビたばこ”と呼ばれる禁止薬物・エトミデートを摂取していたとされ、広島県警に同法違反容疑で逮捕、送検されていた羽月被告。 逮捕当初は容疑を否認し続けていたが、2月5日にようやく使用を認めていた。自宅から薬物や吸引器具のカートリッジが押収されるなど、証拠が次々と明るみになっていた。 NPBの榊原定征コミッショナーも本件について「本日、広島東洋カープ球団の羽月隆太郎選手が起訴された事実を大変重く受け止めており、誠に遺憾に思います」とコメントするなど、異例の事態となっていた今回の逮捕劇。 「日本プロフェッショナル野球組織はこれまでに、アンチ・ドーピングはじめ薬物使用に関しては、『ガイドブックの配布』、『NPB新人選手研修会での講習』、『キャンプ講習会(研修動画のオンデマンド視聴)』などの啓発活動に取り組んでまいりましたが、今回の事態を受けまして、改めて12球団とも連携し再発防止に努めてまいります」と発表していた。 初とも言える日本人現役選手による薬物使用事件だが、ファンも「他の選手が次々に出てきたりしないでほしい」と、蔓延していないことを祈るばかりだ。