錦糸町に続いて歌舞伎町でも…続く裏スロ店摘発は暴力団排除が目的!? 警察も着目した“利権構造”

5月24日の午前3時半頃、新宿区・歌舞伎町の違法パチスロ店『パックマン』が摘発され、店長ら3人が常習賭博の疑いで逮捕された。店はホストクラブや飲食店などが入居する雑居ビル内にあり、看板ではバーと偽っていた。カメラ付きのインターフォンで客を選別。鍵のついた鉄製の扉を二重で設置するなど、当局の手入れを警戒していた。 警視庁によると1年間で1万人以上の客が来店し、約3億3000万円もの売り上げがあったという。逮捕された店長の男(39)は調べに対し容疑を認めている。 近年、風俗営業の許可を取らず、客に現金を儲けさせる違法パチスロ店が激増しているという。きわめて射幸性が高くなるよう台が違法に改造されており、一発当たれば大金が手に入るがハマると大負けする危険性が高く、問題になっている。 「『裏スロ』『闇スロ』とも呼ばれており、出玉規制される前の昔のスロット台や違法なレートで遊べるよう改造された台など、射幸性の高い台を設置して、客を呼び込んでいます。 一見すると店内は普通のスロット店で、ご飯も食べられますし、ドリンクバーもあり、自由に飲食できます。通常のパチスロ店より店員も丁寧で、わからないことがあればすぐに対応してくれる。接客の良さも集客に繋がっています」(全国紙社会部記者) 警視庁は5月11日にも違法スロット店を摘発している。東京都・錦糸町の雑居ビルの一室にパチスロ機を設置し、客に賭博をさせたとして男3人が常習賭博容疑で逮捕されているのだ。この店は’15年頃から営業しており、約10年で7億9200万円の売り上げがあったとみられている。前出の社会部記者が解説する。 「錦糸町の摘発では警視庁の暴力団対策課が対応に当たっています。裏スロなど賭博に関する摘発は保安課が対応することが多いのですが、暴力団対策課が出てくるということは売り上げが暴力団に流れていると見ているのでしょう。歌舞伎町の摘発も所轄の新宿警察署ではなく警視庁が主導しているようです」

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加