10億円―去年1年間で鳥取県で発生した特殊詐欺、SNS型投資、ロマンス詐欺の被害総額です。 1日あたりに換算すると、実に280万円もの被害が出ている計算となります。 中でも、前年比4倍と急増したのが特殊詐欺。 こんな人からの電話には特に注意が必要です。 ニセ警察官の女 「私、警視庁捜査二課です。今回○○県警から捜査協力要請を受けて東京警視庁からご連絡しているんですね」 こちらは東京警視庁の警察官をかたる女と鳥取県に住む女性が交わしていた電話の音声です。 ニセ警察官の女 「鳥取県にお住まいなのは分かっているんですけれども、身分証のほうお持ちの上、○○県警のほうまでお越しいただくということはできますか?」 多くは地元以外の警察官をかたり、遠方なのであなたのためを思ってなどといってビデオ通話に誘導。 身の潔白を証明したい、捜査に協力したいと応じる人もいるそうです。 鳥取県警 生活安全企画課 特殊詐欺予防係 福井貴 警部補 「あなたを捜査しているなどと言って、動揺を誘って焦らせます。また、協力しなければ逮捕するなどといって、心理的に不安にさせたり」 警察手帳のようなものまで準備し、本物の警察官だと信じ込ませて金銭をだましとろうとします。 実際に、そんなことを警察がするのか確認してみると。 鳥取県警 生活安全企画課 特殊詐欺予防係 福井貴 警部補 「インターネットやビデオ通話を使って逮捕状を見せる。あるいは、警察手帳を示すこういうことをすることも絶対にありません。捜査名目で金銭を要求するお金を振り込みなさい、こういうことを言うことも絶対にありません」 鳥取県警によりますと、去年1年間、特殊詐欺とSNS型投資・ロマンス詐欺の県内の被害額は10億7000万円を超え、過去最悪となりました。 そのうち、特殊詐欺の被害額は4億1700万円あまりと、前の年のおよそ4倍。 中でも"ニセ警察官"による詐欺の発生件数が3分の1以上を占めました。