29年前の女子高生殺人事件 香川県警が発生時以来の重点捜査

香川県警は6日、継続捜査中の未解決重要事件の一つで、29年前に女子高校生が被害に遭った殺人・死体遺棄事件の重点捜査を同県まんのう町と三豊市で実施した。長期未解決だった愛知県の主婦殺害事件の容疑者逮捕も踏まえ、遺棄現場と遺留品発見現場で新証拠を捜す目的で、小林雅彦本部長ら約40人が参加。発生時以来の大々的な捜索活動という。 事件は1997年3月、県立高1年の真鍋和加さん(当時16歳)が旧琴南町(現まんのう町)山中の雑木林で、首を絞められた遺体で発見された。履いていた左足の靴が約18キロ離れた旧高瀬町(現三豊市)の朝日山森林公園で見つかっている。 県警は延べ約6万3000人(今年2月末現在)の捜査員を投入。2010年からは、スーパーなどで遺族らとともに情報提供を呼びかけるビラ配りを行ってきたが、13年に父宜之さんが、22年には母明美さんが亡くなり、風化も懸念される。 6日の捜索は午前10時半から、2カ所の現場それぞれ20人態勢で熊手や警杖(けいじょう)で落ち葉をかき分けたり、土を掘り返したりしながら、新たな所持品などの発見を目指した。両現場に加わった小林本部長は「和加さんの無念を晴らしたい。少しでも手がかりを見つけたい。県民の皆様から情報提供いただければ大変ありがたい」と訴えた。 逮捕に結びつく有力情報の提供者には100万円を上限に懸賞金が支払われる。情報提供は県警捜査1課(0120・120・016)へ。【広田正人】

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加