日本人29人が逮捕された、カンボジアを拠点とする特殊詐欺事件。裁判で、“かけ子”5人の弁護側は争わない姿勢を示しました。 東京都の無職・矢嶋和夫被告(53)ら男5人は去年2月、他の者と共謀して、カンボジアの拠点から警察官などになりすまして茨城県に住む30代の女性にウソの電話をかけ、現金3140万円をだまし取った罪に問われています。 10日の初公判で、矢嶋被告ら2人は起訴内容を認める一方、ほかの3人は「話したくありません」などと認否を留保しました。 検察側は、「警察官役のかけ子は、被害者と通話中にトランシーバーで他の人物と話すなど、実際に捜査をしているかのように装っていた」などと詐欺の手口を指摘しました。 一方の弁護側は、いずれも争わない姿勢を示しています。