星野伸が太陽が川尻が…悪夢17失点【プレーバック“伝統の開幕戦”】

【01年3月30日、阪神●3-17巨人】 激動のシーズンを暗示する、見るも無残な大敗となった。先発の星野伸が二回につかまり、打者一巡の猛攻にさらされ4失点でKOされた。2番手の新人藤田太陽はなんと7失点と、さんざんなデビューだ。八回には川尻哲郎が清水隆行に満塁本塁打を献上。2リーグ分立後に阪神投手の開幕戦グランドスラム被弾は3本目で、そのすべてが巨人戦である。17失点は開幕戦でのプロ野球ワーストタイである。 阪神は4年連続で最下位に沈み、このうち野村克也監督は在任3年すべてでテールエンド。12月には、沙知代夫人が脱税容疑で逮捕されるという緊急事態に発展した。三顧の礼をもってヤクルトから迎えられた名将は、追われるように辞任した。後を受けて就任したのは、中日を退団したばかりの星野仙一監督。チーム大改造を経て名門復活へと至る、産みの苦しみの一年でもあった。

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