男性殺害し7400万円相当の貴金属を盗んだ強盗殺人の女の“うそ”名古屋地裁が下した判決【裁判傍聴記】

2023年、名古屋市中区のアパートの一室で、クローゼットから当時42歳の男性の遺体が見つかった事件。逮捕・起訴された女は入れ込んだホストを巻き込み、一貫して強盗殺人への関与を否定し続けた。裁判で争点となったのは、女の供述の信ぴょう性。名古屋地裁で7日間にわたり開かれた裁判員裁判は、異例の展開を見せた。 事件が発覚したのは2023年11月。岩手県警のもとに、名古屋市の阿部光一さん(当時42歳)の行方不明届が出されたことがきっかけだった。 警察が阿部さんの自宅を訪問すると、クローゼット内で毛布に包まれた遺体を発見。さらに、頭にはフルフェイスマスクやビニール袋などが被せられ、両手首にはロープが何重にも巻かれ拘束されている状態だった。 また、阿部さんが経営していたブランド品買い取り店や自宅から、約7400万円相当の貴金属などが持ち去られていたこともわかった。 強盗殺人事件として捜査を始めた警察は、阿部さんの知人だった内田明日香被告(32)を逮捕。検察はその後、強盗殺人と死体遺棄の罪で起訴した。

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