埼玉・所沢の強盗致傷事件 公開手配されていた実行役を新潟で確保か

東京、埼玉で相次いだ強盗致傷事件で7日、埼玉県警に強盗致傷容疑などで公開指名手配されていた住所職業不祥、森田梨公哉(りきや)容疑者(24)とみられる男の身柄が、新潟県内で確保されたことがわかった。捜査関係者が明らかにした。本人と確認でき次第、逮捕する方針。 1日未明に起きた所沢の事件では、住宅に男4人が侵入したとみられ、県警がこれまでに20~40代の男3人を逮捕。現場から逃走した実行役とみられる森田容疑者を3日に公開指名手配していた。 県警によると、森田容疑者は事件後、東京都小平市の新小平駅近くまで移動。タクシーで東村山市内に移動し、1日昼過ぎに別のタクシーに乗ったことが分かっていたという。 両都県では9月中旬以降、SNSなどを通じて緩やかに結びつく「匿名・流動型犯罪グループ」による強盗致傷事件が4件相次ぎ、これまでに実行役の男ら計約10人が逮捕されている。県警は、男らが闇バイトに応募して集まったとみている。(浅田朋範、山田みう)

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