去年、甲府市中心街の店舗で高級腕時計が奪われた強盗事件で、県警は犯行に使用された車などを用意した男ら3人を摘発したことを明らかにしました。 この事件は去年7月、甲府市中心街の貴金属店で2500万円相当の高級腕時計が奪われたものです。 県警は犯行に使用された車とスクーターを犯行現場付近まで運搬した強盗ほう助などの疑いで、群馬県の建築作業員ノボリカワ・タバ・ハロルド被告27歳を逮捕し、甲府地検が強盗予備罪で起訴しました。 また、実行犯を集めるリクルーター役とされる群馬県の20代の男性を逮捕しましたが、甲府地検は不起訴処分としました。 このほか犯行用のスクーターを貸し出した疑いなどで埼玉県の20代の男性を書類送検し、不起訴となっています。 この強盗事件で摘発されたのは12人となりましたが、腕時計の多くが見つかっておらず県警は捜査を続けています。