交際相手だった女性の自宅に押し掛け、室内に消火剤を撒き散らしたとして、札幌市東区に住む42歳の無職の男が建造物損壊と器物損壊の疑いで逮捕されました。 男は12月16日午前2時ごろ、札幌市東区の元交際相手の40代の女性の自宅アパートで、部屋の郵便受け口から消火剤を噴霧し、壁などを壊した疑いが持たれています。 警察によりますと当時女性は在宅中で、男は女性宅を訪れてドアを叩きますが対応されず、その後消火器を使って消火剤を郵便受け口から室内に向かって撒き散らしました。 室内の壁や玄関に置かれていたポリタンクが壊され、事件後女性が確認したところ男の後ろ姿を目撃していたということです。 女性が「家に消火剤を撒かれた」と警察に通報し、男は逮捕されました。 調べに男は「まったく身に覚えがない」などと容疑を否認しています。 これまでにも2人間のトラブルについて警察へ複数回相談が寄せられていたということで、警察はストーカー事案としてみていて、男の動機などを調べています。