ハンセン病差別が根底にある「菊池事件」を題材にした映画「新・あつい壁」の上映会が11日、福岡市南区の市男女共同参画推進センター「アミカス」で開かれる。終了後には、中山節夫監督の話も予定されている。 菊池事件では、現在の熊本県菊池市で1952年に殺人事件が起き、ハンセン病患者とされた男性が逮捕された。男性は無実を訴えたが、隔離された「特別法廷」で死刑判決を受け、執行された。遺族が再審請求し、福岡高裁で審議が続いている。 映画では、ルポライターの主人公が、事件の取材を通してハンセン病への過酷な差別を知る過程を描く。上映会は午前11時からと午後2時から。定員は各300人、事前の申し込みは不要。参加費は一般1千円、障害者600円。問い合わせは九州シネマ・アルチ(092・712・5297)。(坂本純也)