詐欺事件被告が元東京地検特捜部男性検事の裁判求める「付審判請求」 “取り調べで侮辱”と訴え

東京地検特捜部に詐欺などの疑いで逮捕・起訴された被告が、取り調べで侮辱されたなどとして、捜査を担当した男性検事を裁判にかけるよう求める「付審判請求」を行いました。男性検事は先月30日付で不起訴処分となっていました。 公務員の不起訴処分を不服とし、裁判にかけるよう求める「付審判請求」を行ったのは、融資金名目で金融機関から約22億円をだまし取った詐欺などの罪に問われている太陽光発電関連会社「テクノシステム」の生田尚之被告(52)です。 生田被告は東京地検特捜部による捜査で、担当の男性検事から「反社や」などと侮辱されたり、人格を傷つけられたりする取り調べを受けたなどとして、この男性検事を特別公務員暴行陵虐の疑いで刑事告訴していました。 刑事告訴を受け、捜査を行った東京高検は先月30日付で、男性検事を嫌疑不十分で不起訴処分としていましたが、生田被告はこの処分を不服として、今月3日付で男性検事を刑事裁判にかけるよう求める「付審判請求」を行いました。 生田被告は今年3月に詐欺などの罪で東京地裁から懲役11年の有罪判決を言い渡されましたが、控訴しています。 判決の中で東京地裁は、取り調べについて「時には、説得や追及の域を逸脱しているといえる発言がされていることは不相当」などと指摘していました。

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