弁護士の紀藤正樹さんが10日、自身のX(旧ツイッター)に新規投稿。傷害の疑いで逮捕された俳優の広末涼子容疑者(44)の東京都内の自宅を静岡県警が家宅捜索したことについて「極めて異例」と指摘した。 広末容疑者は8日未明、交通事故後に搬送された静岡県島田市の病院で女性看護師に軽傷を負わせたとして逮捕され、9日に送検された。静岡県警は10日午前10時前、自動車運転処罰法違反(危険運転致傷)の疑いで東京都世田谷区にある広末容疑者の自宅に家宅捜索に入った。 紀藤弁護士は「容疑は何か、肝心なところの報道がない」とした上で、「今回のような凶器なしの傷害罪や交通事故で家宅捜索だと極めて異例。本人供述との関係で裏付けのための心因過程、動機解明の捜査ならあり得るが、それでも異例」と明言。続けて「異例の捜査の背後に何かあるのか、別件があるのか、それともないのか、今後の捜査の行方に注目」とつづった。 広末容疑者は逮捕当時や取り調べ時に、大声を出すなど取り乱した様子が見られたという。