鳥取県米子市の湊山公園の指定管理者業務を請け負っている事業者から、公園で飼育するサルの管理を巡って、便宜を図る見返りに現金100万円を受け取ったとして、7日、米子市議会の稲田淸議員が、受託収賄の疑いで逮捕されました。 受託収賄の疑いで逮捕されたのは、米子市議会議員の稲田淸容疑者(56)です。 鳥取県警によりますと、稲田容疑者は市議会議長だった2024年6月ごろ、湊山公園で飼育するサルの管理に関して、指定管理業務を請け負う事業体の当時代表だった市内の男(70代)から、市議会でサルの数を削減する発言をするよう依頼されました。 そして、その後、6月26日には、その謝礼と知りながら、米子市内の駐車場で現金100万円を受け取った疑いが持たれています。 稲田容疑者は、議長の任期を終えた後の2024年9月と2025年3月の議会で、公園で飼育するサルに関する質問をしています。 その後、2025年度には、サル飼育数は、52匹から37匹に減ったということです。 贈賄の疑いが持たれている男については、身柄を拘束せず、在宅での捜査が進められていています。 警察は、捜査に支障があるとして、両者の認否は明らかにしていませんが、サルの管理コストや手間を減らしたい事業体側の意向を汲んだものとみて、詳しい経緯などについて捜査を進めています。