15歳で出産したシンママの壮絶人生…相手の男性には「里子に出したいと言われ」 “赤ちゃん遺棄事件”に「自分がなっていてもおかしくなかった」

望まない妊娠を誰にも言えないまま出産し、赤ちゃんを遺体遺棄したとして逮捕されたケースはこれまでに数多くある。実際に未成年で出産を経験した女性の意見はどうなのだろうか。ABEMA的ニュースショーは15歳で母になった横井桃花さん(23)を訪ねた。 横井さんはこの春、小学3年生になった息子・幸希(こうき)くんを15歳の時に出産。現在はシングルマザーとして子育てに日々奮闘している。 食事の準備をする横井さんは「最初は赤ちゃんを育てるっていうところで、ちょっとそっちが大変すぎて、料理なんて覚えている余裕がなくて、もう母に一から教えてもらいながらだったり、携帯で調べて作っていたんですけど…」と振り返る。 横井さんが妊娠に気がついたのは中学3年生の秋。相手の男性は同級生だった。「『付き合ったんだからよくね?』っていう言い方で…そういうのを誘われて。でも中3だったので正直早いし。嫌がってると多分思ってないんですよね。本人は。じゃあ避妊してって言ってたんですけど、避妊をしてくれなくて…」。 当時は自分の排卵周期をきちんと把握すらできていない状態。検査の結果は妊娠。14歳だった。「もう言っちゃ悪いですけど、自殺も考えちゃってて…自分の罪って重いよなって感じちゃって。もうこの子と一緒に死ぬしかないという思いしか残らなくなっちゃって」と当時の心境を語る。 妊娠がわかったことを相手の男性に伝えたところ「別に産めば良くね?」言われたという。お互い14歳。ことの深刻さに気づくにはまだ若かったのか。誰にも相談できない不安な日々。それでもお腹の赤ちゃんは育っていく。 異変に気がついたのは横井さんのお母さんだった。「お母さんから『妊娠しているんじゃない?』って聞かれて、あっ実は…で、結局話すことになって…」。 この時のお母さんの反応を横井さんは今も忘れないという。「まさかっていうところではあるんですけど、でもそれどころじゃないリアクションですよね。もう私の体がやっぱり心配だからっていうところで、もう行こうって言って病院に連れて行ってもらって…」。 この時、すでに妊娠8カ月。中絶のできるタイミングはすでに過ぎていた。産むしかない。しかし14歳だった横井さんはすでに「母親」になっていた。 「妊娠8カ月ですって言われた瞬間に産まなきゃいけないんだっていうところから、私産んで育てられるんだっていう気持ちが急にふっと入ってきて、よし、頑張ろうってなった瞬間ですね」 相手の男性側の反応は真逆のものだった。「『里子に出したい』っていうふうに、彼が母親に言わされている感じ」。 あれから8年。横井さんは、お母さんや周りのママ友の手を借りながらも子育てに勤しんでいる。 「(赤ちゃんの遺棄事件)ああいうニュースが出るたびに、自分がこのニュースになっていてもおかしくなかったよなっていうのは思う。なんで自分がそうならなかったかっていうところでは、ママ友がいたりとか、お友達が助けてくれたりとか、家族が支えてくれることで、私は今こうやって楽しく子育てできている。誰にも言えないまま出産を迎えていたら、自殺を選んでいたりするか、産み捨てるしかないですよね、選択肢としては」 (『ABEMA的ニュースショー』より)

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