福島県いわき市にうその申告をして、生活保護費約144万円をだまし取るなどした疑いで、横浜市の男といわき市の男が逮捕されました。 詐欺の疑いで逮捕されたのは、横浜市の会社役員の男（63）と、いわき市の無職の男（71）です。 2人は共謀の上、2022年6月から23年11月までの間、いわき市から生活保護費のうち、生活費にあたる生活扶助費をだまし取ろうと企て、収入がなかったとするうその内容の収入申告書を提出するなどして、現金約144万円をだまし取ったほか、負担すべき医療費など約67万円の支払いを免れた疑いが持たれています。 いわき市からの届け出を受けて捜査したところ、2人の存在が浮上し、逮捕しました。 会社役員の男は容疑を否認していますが、無職の男は容疑を認めているということです。警察は、余罪も含めて経緯や動機を詳しく調べています。