9歳の男児を2年間バンに監禁 仏警察が父親を誘拐容疑で逮捕

パリ、フランス、4月12日 (AP) ー フランス東部で2024年から父親の商用バンに閉じ込められて生活していた9歳の男児が救出された。男児は入院し、父親は拘束された。 捜査当局が4日に発表した声明によると、スイスとドイツの国境に近いハーゲンバッハ村で6日、近隣住民から「バンの中から子供の声がする」との通報を受け、警察が出動した。 当局によると、警察官がバンのドアを強制的に開けたところ、少年は「ゴミの山と排泄物のそばで、毛布に包まれ、裸で胎児のような姿勢で横たわっていた」という。声明によると、少年は明らかに栄養失調状態で、長時間座り続けたため歩くことができなくなっていたという。 検察官によると、少年の父親は捜査官に対し、パートナーが当時7歳だった少年を精神科病院に送ろうとしたため、「彼を守るために」2024年11月にバンの中に子供を閉じ込めたと供述した。 少年が行方不明になる前に精神的な問題を抱えていたという医療記録はなく、学校での成績も良好だったという。 少年は捜査官に対し、自身と父親のパートナーとの間に「大きな問題」があり、父親には自分を閉じ込める以外に「選択肢がなかった」と考えていたと語った。また、2024年以来シャワーを浴びていないとも述べた。 父親は誘拐などの容疑で仮起訴され、勾留された。検察官によると、パートナーは少年がバンの中にいたことを知らなかったと供述した。彼女は、危険にさらされた未成年者への救助義務違反を含む予備的容疑で起訴され、司法監督下で釈放された。 少年の12歳の妹と、父親のパートナーの10歳の娘は、社会福祉サービスの保護下に置かれた。 検察当局は、他に誰かが少年の監禁を知っていたかどうかを調査している。 友人や家族は捜査当局に対し、少年は精神科病院に入院していると思っていたと語った。検察庁によると、少年の教師たちには、彼が別の学校に転校したと伝えられていたという。 当局は被害者やその親族の氏名を公表していない。 (日本語翻訳・編集 アフロ)

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