(CNN) 米オープンAIのサム・アルトマン最高経営責任者(CEO)宅に火炎瓶が投げ込まれた事件をめぐり、当局は13日、これを投げ込んだとされる男が殺人未遂と放火未遂の罪に問われていると明らかにした。 米連邦捜査局(FBI)が13日に提出した訴状によると、テキサス州出身のダニエル・モレノガマ被告(20)は10日夜、アルトマン氏の自宅に火炎瓶を投げ込んだあと、カリフォルニア州サンフランシスコにあるオープンAI本社のガラス扉を椅子でたたき、「ここを焼き払って、中にいる人間を皆殺し」にしてやると主張したとされる。被告は事件当夜、オープンAIのオフィスの外で逮捕された。けが人はいなかった。 FBIサンフランシスコ支局は13日の記者会見で事件について「計画的で、標的を定めたものであり、極めて重大だ」と述べた。 司法省はまた、モレノガマ被告が人工知能(AI)に反対する内容の3部構成の文書を所持していたと述べている。第1部の表題は「最後の警告」で、AI企業のCEOやその投資家の殺害を訴える内容だった。 カリフォルニア州北部地区の検事によると、被告は国内テロに関連する罪に問われる可能性もある。 訴状によると、サンフランシスコ市警は、モレノガマ被告が所持していた文書を発見した。文書は「AIと複数のAI企業幹部に異議を唱える見解」を示しており、アルトマン氏の名前も含まれていた。被告は「AIが人類にもたらすとされる危険性」について論じていたほか、アルトマン氏の殺害にも言及。さらにAI企業幹部や投資家とみられる人物の「氏名と住所」を列挙していた。