「少女像」侮辱の米ユーチューバーに実刑判決 法廷で身柄拘束=韓国地裁

【ソウル聯合ニュース】韓国にある慰安婦被害者を象徴する「平和の少女像」にキスをするなどの奇行で知られ、業務妨害罪などに問われた米国人ユーチューバー、ジョニー・ソマリ被告の判決公判が15日、ソウル西部地裁で開かれた。地裁は懲役6月(求刑・同3年)と拘留20日を言い渡すとともに、児童・青少年および障害者関連機関への5年間の就業制限を命じた。被告は法廷で身柄を拘束された。 被告は2024年10月、ソウル市内のコンビニで、音楽を大音量で流したほか、カップ麺のスープをテーブルにぶちまけるなどの迷惑行為で業務を妨害した罪に問われた。また公共の場で騒ぎを起こした罪や顔写真を合成したわいせつ動画を流した罪などにも問われた。 少女像問題では一度謝罪したものの、数日後、SNSに慰安婦被害者を侮辱する投稿をしたり、慰安婦被害者と一緒に写っている旧日本兵の写真を自分の顔に合成し「私の彼女たち」という説明を付けたりして、韓国国民の怒りを買った。 裁判所は、被告がユーチューブでの配信で収入を得るために不特定多数の被害者に対して犯行を繰り返し、韓国の法秩序を無視したと批判する一方、一部の被害者が処罰を望まない意向を示したこと、被告の犯行により重大な被害を受けた人がいないこと、出国停止措置が取られたため長期間本国に帰れなかったことなどを考慮したと説明した。 被告は出廷前に報道陣に対し「自分の罪を後悔しており、韓国国民に謝罪したい」と述べていた。 裁判所は、在宅起訴された被告が実刑判決が確定するまでの間に逃亡する恐れがあるとして、逮捕状を発付。被告は法廷で拘束された。

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