高校の校長が集まる今年度初めての会議が盛岡で開かれました。県教育委員会の佐藤一男教育長は、過去10年間で最も逮捕者が多かった昨年度を振り返り、「これまでに例のない非常事態」と警鐘を鳴らしました。 新年度最初の県立学校長会議。県教育委員会の佐藤一男教育長は、高校や支援学校のおよそ90人の校長を前に冒頭から語気を強めました。 県教育委員会 佐藤一男教育長 「児童生徒や保護者に与える影響も甚だしい、極めて深刻な事態であり到底看過できるものではありません。まさにこれまでに例のない非常事態であります」 昨年度、岩手では盗撮、窃盗、不同意わいせつや不同意性交などの疑いで、過去10年間で最多の6人の教職員が逮捕されました。このほか、飲酒運転で4人が検挙、児童、生徒らに対する教諭の暴言・暴力は、「つばさモデル」が策定されても、いまだに後を絶ちません。 佐藤一男教育長 「不祥事は決して他人事ではなく、どこでも誰にでも起こりうるものであり、教職員一人一人の不祥事の根絶に取り組む必要があります。不祥事を許さない組織作り、風土作りに取り組んでください」 県教育委員会は今年度から、法令を守ることについて教職員が研修を受けるよう義務付けたほか、4月下旬に「不祥事防止 対策検討会議」の最初の会合を開いて、実効性のある再発防止策を講じる方針です。