三重県警は17日、拾得物から現金約6000円を横領したとして鈴鹿署地域課の男性巡査(35)を懲戒免職処分とした。また、不同意性交等などの罪で起訴された警務部警務課付の男性巡査(30)も同日、懲戒免職にした。 発表によると、鈴鹿署の巡査は2025年12月30日、拾得物として保管していたかばんから現金約6000円が入った封筒を抜き取って横領。その封筒について書類に記載しないまま公文書を作成して上司に提出したとされる。 同日、かばんを持ち主の男性に返す際、現金入りの封筒がないと申告があり、調査の結果、横領が判明した。 県警は17日、この巡査を業務上横領と虚偽有印公文書作成・同行使容疑で津地検に書類送検した。巡査は「間違いない」と容疑を認め、「生活の足しにしたかった」と話しているという。 一方、警務課付の巡査は24年10月18日、和歌山県内のホテルで、相手が16歳未満と知りながら現金を渡す約束をしてみだらな行為に及び、その様子をスマートフォンで撮影し保存していたとされる。 巡査は不同意性行等や性的姿態撮影処罰法違反などの疑いで愛知県警に逮捕され、3月9日に起訴された。事件当時、健康上の理由で休職中だったという。 県警は「極めて遺憾であり、深くおわび申し上げます。信頼回復に全力を尽くします」とのコメントを発表した。【大竹禎之】