「被害者が意識不明の重体になったと知り、強盗をするのが怖くなっていたが、やめたいとは言えなかった」 金銭目的で安易に闇バイトに応募し、強盗に加担した男は、途中で「強盗が怖くなった」にもかかわらず、犯行を繰り返した。 全国で相次いだ指示役「ルフィ」らによる一連の強盗のうち、東京・狛江市で当時90歳の女性が亡くなった強盗致死事件など、3つの事件で起訴された実行役・加藤臣吾被告(26)の裁判。実行役のリーダーの指示に従う立場で、被害者の命に関わるような激しい暴行には加担していないという加藤被告に待っていた結末とは。