約3カ月にわたって男性を監禁し、熱湯をかけたり金づちでたたいたりしてけがをさせたとして、警視庁捜査1課は逮捕監禁致傷の疑いで、東京都板橋区清水町、建設会社代表、大城優斗容疑者(24)ら男7人を逮捕した。大城容疑者は「弁護士が来てから話をする」と供述し、他6人は黙秘や否認しているという。 逮捕容疑は、1月29日午前1時ごろ、豊島区の30代男性を車で拉致。4月30日まで、男性を東京都内や近郊のホテルやレンタルルームに監禁し、金づちでたたいたり、熱湯をかけたりするなどの暴行を加え、全身骨折ややけどなどのけがをさせたとしている。 捜査1課によると、大城容疑者は男性がいた元請け会社側と内装工事の代金支払いをめぐり、トラブルになっていたという。大城容疑者らは1月中旬にも、男性を短時間監禁、男性が金を支払って解放されていた。今回の逮捕容疑となった監禁中にも、男性に知人から借金させるなどして、約200万円を支払わせたとみられ、捜査1課は詳しい経緯を調べている。