事件から1週間…北九州市中学生殺傷事件現場の献花台には多くの人々が花を手向け亡くなった中島咲彩さんを悼む「二度とこんなことがないと良い」

福岡県・北九州市で中学生2人が殺傷された事件から21日で1週間。 現場では、多くの人が亡くなった女子生徒を悼みました。 14日の夜、北九州市小倉南区のマクドナルドで、中学3年生の中島咲彩さんと男子生徒が刺され、中島さんが死亡しました。 警察は19日、逃亡していた平原政徳容疑者(43)を逮捕。 事件から1週間となる21日、現場の献花台には多くの人々が花を手向け、亡くなった中島さんを悼みました。 献花に訪れた人は、「ここによく来ていたもんね」「(店を訪れるたび)この事件を思い出しちゃうかなって思います」「でも思い出すことが大事かもしれない。とてもじゃないけど自分の娘だと思うと居ても立ってもいられない。もう1人の男の子も深い傷を負っている。ケアもこれから大事になるんじゃないか」「大好きな町でこのようなことがあって、本当にすごく悲しい。二度と起きないことを願っています」などと話しました。 警察は、逮捕の2日前から平原容疑者の行動を確認していましたが、自宅からほぼ外出することがなかったということです。 捜査を免れるため、人との接触を避けていた可能性があるとみられています。 現場近くの防犯カメラには、事件直後の午後8時27分頃、犯行に使ったとされる車と特徴の似た車が、容疑者の自宅方向に曲がる様子が捉えられていました。 警察が映像を回収し、事件の経緯を調べています。

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