『田鎖ブラザーズ』が問う“終わらない過去”との向き合い方 31年前の謎は深まるばかり

「野上の動機は復讐だ。真に野上を逮捕できるのか?」と、弟の稔(染谷将太)が兄の真(岡田将生)に問う。それは、ふたりが同じ怒りを抱えているからこそ生まれるものだ。もし両親の命を奪った犯人が、何もなかったかのように笑っていたら、兄弟は迷わず復讐する側になるのだろう。 金曜ドラマ『田鎖ブラザーズ』(TBS系)第2話で描かれたのは、「復讐は本当に終わりになり得るのか」という問いである。不慮のひき逃げ事故の加害者から一変して、殺人事件の容疑者となった野上昌也(近藤公園)の逃走劇。だが、その足取りは単なる逃亡とは思えない不可解さを帯びていた。やがてその行動は、新たな復讐へと向かっていることが明らかになっていく。

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