シナロア州の暫定知事を支援 メキシコ安全保障閣僚会議

メキシコシティ、メキシコ、5月5日 (AP) ー メキシコのシェインバウム大統領の安全保障閣僚会議が4日、太平洋沿岸のシナロア州を訪れた。これは、先週米国によって公表された麻薬密売疑惑について連邦検察が捜査を進める中、ルベン・ロチャ知事が一時的に辞任したことを受け、同州の新任暫定知事イェラルディン・ボニージャ氏に対し、支援と連携のメッセージを伝えるためである。 オマル・ガルシア・ハルフッチ治安相は、政府が同州での存在感を維持し、住民保護の取り組みを継続すると述べた。 「メキシコ政府はここに留まる。撤退することはなく、シナロア州の家族の安全を確保するため、日々取り組みを続ける」とガルシア・ハルフッチ治安相は語った。 現在、シナロア州全域には1万3000人以上の軍関係者が展開しており、その中には陸軍や海軍に加え、各警察機関から派遣された2700人以上の特殊部隊員も含まれている。 有力な犯罪組織のリーダーらの逮捕や麻薬押収が増加しているにもかかわらず、2024年9月にシナロア・カルテルの2つの派閥間で内戦が勃発して以降、メキシコ北西部のこの地域では暴力沙汰が続いている。 ハルフッチ治安相はさらに、一時的に辞任したシナロア州のルベン・ロチャ元知事が連邦政府の保護下にあると付け加えたが、当局者によると、同氏に対する脅威の兆候はないという。 「彼が襲撃される可能性や、何らかの脅威にさらされているという兆候や証拠は一切ない」とガルシア・ハルフッチ治安相は述べた。 同治安相は、シナロア州での連邦当局の作戦に対し、地元当局からの抵抗はなかったと付け加えた。 「我々が策定した作戦を継続・遂行することを妨げるような、州政府当局者による妨害には一度も遭遇していない」と彼は述べた。 メキシコシティでは、シェインバウム大統領が、逮捕に「緊急性」はなく、自身の政権は外部からの圧力に屈することはないと述べた。 米国の検察当局は、ロチャ元知事および他の被告らが、シナロア・カルテルがフェンタニル、ヘロイン、コカイン、メタンフェタミンをメキシコから米国へ密輸するのを助ける上で重要な役割を果たしたと述べている。 また、ホアキン・“エル・チャポ”・グスマンの息子たちであり、カルテルの一派である“チャピトス”が、2021年にロチャ元知事を政権の座に就かせた選挙での勝利を支援したと主張している。 ロチャ元知事はすべての容疑を否認し、これはモレナ党に対する政治的動きだと主張している。 (日本語翻訳・編集 アフロ)

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