兄の遺体を引き取りに向かう少女の視点から描く「白色テロ」の時代。台湾映画界の人気者が結集した大ヒット作『霧のごとく』はこうして生まれた

“台湾アカデミー賞”こと第62回金馬奨で、最優秀作品賞・最優秀脚本賞など4部門に輝いた『霧のごとく』。政府によって言論の自由が制限され、多くの人々が政治犯として投獄された「白色テロ」の時代を描いた本作は、台湾で興行収入1億元(約5億円)を突破する大ヒットとなった。監督は『1秒先の彼女』(2020年)や『熱帯魚』(1995年)のチェン・ユーシュン(陳玉勲)。コミカルなヒューマンドラマを多数手がけてきた名匠が、過去もっともシリアスな題材に挑んだ理由や、現在の台湾社会で白色テロを描くことの意味を語ってくれた。 ◆◆◆

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