「空いていたので座りました」新幹線の指定席に自由席券で着席 「予約客が来たらどけばいい」は通用する? 不正乗車になるケースも【弁護士が解説】

出張帰りの新幹線で、30代の会社員Aさんは手元の自由席券を見てため息をつきました。ホームには人があふれており、自由席車両は足の踏み場もないほどの超満員で、デッキに立つことすらつらい状態でした。 ふと隣の指定席車両をのぞくと、いくつかの空席が目に飛び込んできました。「どうせ空いているんだ。予約した客が来たらどけばいい」と自分に言い聞かせ、Aさんは吸い込まれるように指定席のシートに腰を下ろしました。 その後しばらくして、検札に来た車掌に「指定席券をお持ちですか?」と声を掛けられます。これに対してAさんは「自由席しかありませんが、空いていたので座りました。今から移動します」と答えました。すると車掌の表情は一変し、「これは不正乗車になります」と厳しい口調で告げられてしまったのです。 自由席券のまま指定席を占拠する行為は、法的にどのような罪に問われるのでしょうか。まこと法律事務所の北村真一さんに聞きました。

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